電力エネルギーの発電から送変電まで、電圧や周波数が一定の範囲に収まるよう遠隔監視及び高度な制御を行うシステムである。
　送配電ネットワークの運転自動化や、有事の際の復旧をスムーズに実現し、電力の安定供給を行うための監視制御システムの設計・開発に取組んでいる。その中、交通電力システムは列車運行に必要な電力を給電、配電を監視、制御を行うシステムである。 　

　海外向けの電力制御システムは世界標準のプロトコールを使用及びRTU多重化の要望に応じて、世界汎用のパッケージを使用し、監視、制御システムを実現したものである。

　電源の広域的な活用に必要な送配電網の整備を進めるとともに、 全国大で平常時・緊急時の需給調整機能を強化することを目的としてシステムである。   
　電力の需給状況を監視し、需給状況が悪化した電気事業者に対し、他の電気事業者からの電力供給の指示等の業務を行うことにより電力の安定供給を実現した。

　配電自動化システムは配電系統運転業務の省力化・効 率化や供給信頼度向上を目的としたシステムである。配電自動化システムの基本機能は、配電系統の区分開閉器を遠 隔監視制御することである。

　水力総合制御システムは平水時には需給バランスをとる発電制御を行い、出水時には河川を安全に運用するゲート制御を行うことを目的とするシステムである。ダムに関する状況、設備機器の状態等を基に、遠隔監視及びゲートの遠隔制御を行うシステムである。